モノが少ないと散らからない⁈いいえ、何もしなければ散らかります。
こんばんは、りんごです。
ミニマリストの方の本やSNSなどをみると、「モノが少ないから散らかりようがない」という名言よく聞きますよね。
片付けに追われる身としては、とっても魅力的で、この言葉だけでミニマリストを目指そう!と思われる方も多いのではないでしょうか。
全盛期からモノを8割手放した私の日常について書いてみます。
- 【結論】何もしなければ普通に散らかりますが、短時間で元通りになります。
- 出しっぱなし気質の私でも来客時に慌てなくなった
- ただし、日々のメンテナンスは必要!
- 【まとめ】普通に散らかるけど、すぐに綺麗な状態に戻せる!
【結論】何もしなければ普通に散らかりますが、短時間で元通りになります。
モノが少なくても、出しっぱなしにしていれば、普通に散らかっていきます。
例えば、服が10着しかなかったとしても、10着すべてを着て、その辺に投げっぱなしにしていれば、当然散らかります。
モノは少なくても、床に散乱している状態を見て、散らかっていないととらえるのはちょっと難しいのではないでしょうか。
そういう意味では、いくら8割のモノを減らした!といっても、何もしないで出しっぱなしにしていれば、普通に散らかります。
では、モノが多い人とモノが少ない人の違いは何でしょうか。
私は、大きな違いはリカバリー力=元に戻す回復力だと思います。
モノの帰巣本能と書いてある文章もよく目にしますよね。
モノは、きちんと定位置が決まっていると、きちんと帰ります。
これは、本当に間違いないです。
私は、何よりモノをしまうことが苦手です。
どうせまた次の日同じように作業を再開するのに、なぜ一度片付けるなんて非効率なことをしなきゃいけないのか本気で不思議でした。
モノが少ない生活に慣れた今は、モノが少ない方がすぐに作業に取り掛かれて集中できることは身をもって体感しています。
学生時代に、必要なモノしか置いていない生活が身についていたら、試験で勉強しなきゃいけないのに、勉強する前にまず片付け!なんていう非効率な事態を避けられただろうなとも思います。
それでも、作業スペースは割と出しっぱなしです。
不用品や作業に使わないモノはそもそも置いていないので、まず片付け!とはならず、そのまますんなり作業に入れるので、私としてはそこまで困っていないのですが、人から見たら、ほどほどに散らかっていると思います。
出しっぱなし気質の私でも来客時に慌てなくなった
そんな、出しっぱなし気質な私が、人なんて呼べない!というレベルまで散らかしてしまっていても、15分あれば元に戻せます。
以前は前日に友達が来る!となったら、もう何時間もかけて片付け、掃除しないといけなかったあの日々が嘘みたいに、すぐ片付きます。
定位置が決まっていて、何より「これは何?」というモノがないので、戻す場所に悩まないのです。
7割収納を心がけているので、万が一置き場に困るような書類の束や捨てそびれたDMがあっても、余白に片付ければいいだけなので、簡単にモノが出ていない部屋が出来上がります。
掃除も、さっと拭くだけでよいので、手間取りません。
ただし、日々のメンテナンスは必要!
15分の突貫工事のような片付けを続けてしまったら、3割の余白もすぐに埋まって、どちら様?というモノも多くなってしまい、汚部屋まっしぐらです。
やましたひでこさんの断捨離やミニマリストの方の本やSNSでよく書かれているように、「不用品は家に入れない」「すぐに捨てる」「ため込まない」を日々心がけ、知らないモノを居座らせない、収納場所の余白の確保を維持することは、すぐに片付く部屋を維持する必須条件かなと思います。
【まとめ】普通に散らかるけど、すぐに綺麗な状態に戻せる!
つらつらと書いてきましたが、モノが少ないから散らからないわけではありません。
確かに、モノが多い人と少ない人では、散らかり度合いはかなり違ってきます。
100枚の服が床に散らばっているのと、10枚の服が床に散らばっているのでは、受ける印象は違うでしょう。
ただ、「散らかっている」ということには変わりはなく、全てをそのまま出しっぱなしで生活していけば、雑多な生活空間になっていきます。
ただ、モノが少なくなると、元に戻すハードルはかなり低くなります。
私みたいな出しっぱなし気質の人でなければ、使うたびに元に戻すことだって、苦にならないと思います。
私自身、作業に使うモノ以外は、こんまり先生の本の冒頭に書いてあった通り、カバンから財布や鍵などすべて定位置に戻してカバンを空っぽにする習慣が驚くことに身についています。
そうした小さな習慣が、片づけやすい部屋にしていくのだと思います。
小さな習慣を身につけやすくする手段として、「モノを減らす」ことは最初の一歩として、必須だと思います。
片づけても片付けても、すぐに散らかってしまうという方がいらしたら、ミニマリストまでは難しくても、全員知り合いレベルまでモノを減らしてみることをおすすめしたいです。これだけでも、本当に片づけやすくなります。
少しでも、モノを減らしてみるきっかけになればうれしいです。